ともつか治臣『令和のダラさん』2巻

山で祀られた、土着の怖い「妖怪」的な存在に、なぜか小中学生の兄妹(姉弟)が懐いてしまったという設定の漫画。

毎話、冒頭数ページは「ダラさんと呼ばれる怖い妖怪の昔話」が怖いタッチで語られるのだが、その後また令和に戻って緊張感のない妖怪と兄妹(姉弟)のやり取りが描かれるという、謎のエモさがある構造で、読めば読むほどハマる。

これはここ数年でトップクラスの極私的大傑作漫画。早く続きが読みたい。