山田鐘人+アベツカサ『葬送のフリーレン』11巻

アニメ化されたどころか、初回放送すなわち第1話が金ローで一挙2時間とか、とんでもない展開で話題になっている本作。これはプロローグでどんでん返しが起こるため第1話を1.5時間にした『【推しの子】』の成功が影響しているだろう。

原作である本作の方も、ついに黄金郷のマハトとの戦いに決着がつくというクライマックスだが、これはもう涙なしには読めない。これまでも何度となく泣いたが、また1巻から読み返して泣いてしまった。そろそろ「読んで泣く」というより「泣くために読む」って感じになっている。