全10話。
言わずとしれた筒井康隆『日本沈没』のオマージュというか現代版解釈というか。
とんでもない地震で日本が沈没していくという空恐ろしい設定なのだが、展開も残酷さがある。主人公の周囲のメインキャラだけは都合よく誰も死なないなんてことは全然なく、むしろあっさり過ぎるぐらいに大切な人が死んでいく。こんな時だからこそカルトじみた宗教も出てくるし、法を守らない人間も出てくるし、善人も出てくる。考えさせられるなあ。
……と言いたいけれど、正直笑っちゃうぐらい作画が崩壊するので、だんだんシリアスなのかギャグなのかわからなくなってくる。今、「日本沈没2020 作画崩壊」で画像検索したけど、これどころじゃないぐらい片っ端から崩壊してるし本当にひどい。
ストーリー展開についても、唐突すぎてついていけないという感想がネットでは多かった。