インキュベ日記

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加藤幸人『先輩がやさしく書いた「人事」がわかる引き継ぎノート』

「人事」がわかる引き継ぎノート

「人事」がわかる引き継ぎノート

人事業務のごく基本的な内容がまとめられている。

全体像は本書で十分に把握できるため、人事・総務部門に配属された人が取り急ぎ全体像を掴むには、本書で十分だろうと思った。ただし自分が担当する領域について、もっと詳しく勉強する必要があるだろうが、それは「おいおい」で良いような気もする。

古橋秀之+別天荒人+堀越耕平『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』8巻

ちょっと信じられないほどの傑作漫画だと思う。

世界観や、チョイ役含めた登場人物の心情・行動原理に納得感がありすぎる。

これが「スピンオフ」なんだから恐れ入る。

堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』25巻

僕のヒーローアカデミア 25 (ジャンプコミックスDIGITAL)

僕のヒーローアカデミア 25 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者:堀越耕平
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/12/04
  • メディア: Kindle版
本家ヒロアカは、面白いんだけど、面白くなり切れない、というのがずーっと続いている気がする。

24巻から25巻にかけて延々とヴィラン(敵)にフォーカスしているが、そもそも本作の主人公はヒーローを目指す少年だ。ヒーローvsヴィランというのは大人の世界で、そこに無理やり、学ぶ存在であるはずの学生を巻き込んでいくのか、どうしてもピンと来ない。

ヒロアカのスピンアウトである『ヴィジランテ』はその辺すごくよく練られていると思うんだけどね。ヴィジランテは本家を超えたスピンオフ作品というので、個人的には凄くお気に入りである。

『探偵はBARにいる2』

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 通常版 [Blu-ray]

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 通常版 [Blu-ray]

北海道すすきのを舞台としたハードボイルドムービー『探偵はBARにいる』の続編。

仲の良いオカマが殺されたってんでその犯人を捕まえようと奮闘するというアウトライン。細かい作り込みはパート1の方が良かった気もするが、大泉洋と松田龍平の縁起が秀逸で、キャラが立っているしテンポが良い。肩の力を抜いて素直に楽しめる佳品。

『探偵はBARにいる』

探偵はBARにいる3 Blu-ray通常版

探偵はBARにいる3 Blu-ray通常版

札幌・すすきので探偵業を営む主人公が、謎めいた女性から電話口で調査を依頼され、友人 兼 助手と事件を追っていく(というか巻き込まれていく)ことになる……というプロローグ。事件を追ってはいるものの謎解き要素はほとんどなく、いわゆるハードボイルドムービーである。

大泉洋については「水曜どうでしょう」の印象があまりにも強く、どうしてもコメディ俳優という印象が強いが、実際にはシリアスも巧いなーと思う。

本作も、思わずニヤリとする少しだけコメディなところが、たまーにあって、それがあるからハードボイルドが引き立つ。

続編も観よう。

『ジャッジ!』

ジャッジ!  Blu-ray

ジャッジ! Blu-ray

オープニングを見て、笑いはしたものの「こいつぁおバカ映画だな」と思ったのだが、いざ最後まで見ると、コメディ映画として普通に良質だと否応なく評価を改めさせられた。

よくまとまっていて面白いので、気楽に映画を見たいときにはオススメできるんじゃないか。

大泉洋『大泉エッセイ 僕が綴った16年』

【電子特典付】大泉エッセイ 僕が綴った16年 (角川文庫)

【電子特典付】大泉エッセイ 僕が綴った16年 (角川文庫)

  • 作者:大泉 洋
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/11/13
  • メディア: Kindle版
大泉洋によるエッセイ。

幾つかの雑誌で書かれたものを集めたものだが、最初の方は明らかに「見切り発車」というか、とにかく下手。でも本書を読むと、文章力向上に重要なのは「継続」だということがよくわかる。ページをめくるごとに、だんだんと、そして確実に巧くなっていくのである。後半は、美文であるかどうかは置いておくが、特段気にならず読むことができる。

前半はほとんどファングッズだが、後半は普通にタレントエッセイとして読むことができる。良いんじゃないだろうか。