- 作者: 新井英樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/04/09
- メディア: コミック
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素人とのタイマンという形ながら、ボクシングの才能の片鱗を噴出させたリンは、ボクシングの魅力を「胸が‥‥こう デレッと‥‥甘くなった」と表現する。それを聞いた、リンのボクシングセンスの発見者にしてオカマのレイラは、シュガー・レイ・レナード(のことなのかな?)の逸話を語る。
その昔な‥‥それまでのボクシングを一変させたボクサーがおってなぁ
その革命的に美しいボクシングを見た新聞記者が「スイート・アズ・シュガー」て表現したんや
血煙 舞うよな世界に‥‥「シュガー」やで
‥‥ええ響きやろ
省いて省いて説明するとな‥‥
世界チャンピオンよりもな 1番すごい称号 それが‥‥「シュガー」や
前日も書いたが、とにかく主人公のくせにリンが鼻持ちならない。しかしリンの才能が溢れ出す様は、共感はできないけれど、うっとりと惹かれる。