新井英樹『シュガー』5巻

シュガー 5 (アッパーズKC)

シュガー 5 (アッパーズKC)

たまたま近くにあった中尾ジムを訪れて圧倒的な才能を見せつけたリンは、散々ジムを引っかき回した挙げ句、結局は入門することに。そして日本史上屈指の才能とテクニックを誇った中尾の「4次元ボクシング」の存在を知り、中尾のボクシングを「4次元」と命名したボクシング雑誌記者から「4次元ボクシング」の講釈を受ける。
そこでリンは中尾から「4次元ボクシング」を教わろうとするが、アクの強い天才同士、結局は子供じみた喧嘩をしてしまう結果に。しかしリンのやんちゃぶりはとどまるところを知らず、今度は後楽園ホールで日本唯一の世界チャンプの加治と遭遇し、加治にまで挑発を繰り返す。いやはや、全く現実離れ・凡人離れした、今までにないボクシング漫画だ。