- 作者: 幸村誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/01/21
- メディア: コミック
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2巻で溺れて死にかかった時に突然「宇宙とは何か」を体感したハチマキは、眩暈のするほどの宇宙の大きさに、逆に混乱してしまう。宇宙とは何か、自分とは何か、といったことを考え続けて自分自身を見失ってしまうのである。ハチマキは最後「タナベに会おう」と決心する。タナベは何かを知っていて、それを表に出すことができる。ハチマキはタナベに会って、それを確かめようとするのである。
世界とは何か、自分とは何か、愛とは何か――あまり3巻では宇宙SFらしい爽快感はないけれど、それでも面白い。ハチマキ(星野八郎太)のオヤジ・星野ゴローが、火星で人類初のホームランを打った話も収録されている。何やかんや含めて必読。