支倉凍砂『狼と香辛料14』

狼と香辛料〈14〉 (電撃文庫)

狼と香辛料〈14〉 (電撃文庫)

狼の化身である少女(ホロ)と青年行商人(ロレンス)の道中で起こる様々な事件を、軽妙洒脱な掛け合いも散りばめつつ描く「剣も魔法もない」ファンタジー物語であり、中世ヨーロッパ的な世界での経済活動に争いの舞台を置く異色作――とのこと(Wikipediaより)。
この巻で、少々マンネリ気味だった主要人物の人間関係に変化が訪れる。そう来たかー。まあ予想通りとも言えるし、早すぎたとも遅すぎたとも言える。物語自体もクライマックスに近づいてきたし、次巻が楽しみだ。