小川一水『天冥の標Ⅳ 機械じかけの子息たち』

天冥の標?: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標?: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)

全10巻に及ぶ壮大なSF長編の第四巻。
このシリーズは掛け値なしの大傑作である。とにかく話が壮大で、1巻や2巻で提示されていた伏線が少しずつ回収され、そしてまた新たな伏線が少しずつ埋め込まれていく。本当に面白すぎて、これが完結するまでは死んでも死に切れないというレベルである。第五巻の登場が待ち切れない。
天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)  天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)  天冥の標 2 救世群 (ハヤカワ文庫JA)  天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)