クレイトン・クリステンセン+スコット・D・アンソニー+エリック・A・ロス『明日は誰のものか イノベーションの最終解』

明日は誰のものか イノベーションの最終解 (Harvard business school press)

明日は誰のものか イノベーションの最終解 (Harvard business school press)

イノベーションのジレンマ』『イノベーションへの解』に続く第3弾。
イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)  イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
成功している企業ほど、そして懸命に努力している企業ほど、破壊的イノベーターに駆逐されてしまう……という法則を突き付けて驚きを与えたのが『イノベーションのジレンマ』で、破壊的イノベーションにどう対応するかを書いたのが『イノベーションへの解』であった。本書は最終解と銘打っているけれど、俺の印象は「ケーススタディ集」に近い。理論的な切れ味は『イノベーションのジレンマ』が一番なんだろうな。