
- 作者:鈴木義幸
- 発売日: 2020/06/26
- メディア: Kindle版
旧版はわたしも読んだのだが、わかりやすかった。
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しかし20年経って著者の考え方が変わったり、また誤解を与えかねない表現についてしっかり修正したいと思ったそうだ。
例えば「引き出す」というワードは、コーチングに興味のある方は何度も目にしたことがあると思う。答えは相手の中にあるという発想。これが実は誤解を生みかねない表現だそうだ。捉えようによっては、コーチが上から目線で、まるで先生や上司のように答えを探してやっているというアプローチだという誤解があったようだ。何となくわからないでもない。権力者の詰問のような質問や、クライアントに丸投げするだけでコーチが何のバリューも果たしていない質問、これらはわたしもコーチングではないと思う。