勇者のパーティーの一員として、世界を救った一人だ。
10年にも及ぶ長い冒険の旅……それは人間やドワーフにとってである。1000年以上も生きたフリーレンにとって、それは一瞬の出来事に過ぎない。
でもフリーレンにとっても、一瞬の出来事なりに大切な思い出だ。
それを再確認したいのか、証明したいのか、はたまた信じたいのか……勇者が老いて亡くなったあと、フリーレンは世界を回る。人間をより知るために。
何とも言えないテーマである。
最近「なろう系」のコミカライズが顕著で、ファンタジー漫画は増えている。それなりに面白いファンタジー漫画も。
しかしこれは、その辺のファンタジー漫画とは一線を画している。面白すぎる。