角幡唯介+高野秀行『地図のない場所で眠りたい』

早稲田大学の探検部出身である角幡唯介と高野秀行が、探検・ノンフィクション・書くことなどについて徹底的に対談した本。

同じ早稲田ということで何となく同じカテゴリーという感じをわたしも抱いていたが、そもそも10歳離れているということで世代が違うし、探検やノンフィクションへの向き合い方も違うし、そもそも性格も文体も違うしで、あー乱暴なカテゴライズは良くないなーと思った。

冒険の模様が詳しく書かれているわけではないので、2人に関心のある方は読んで損がないと思う。

一方、そうでない方は……どうだろう、よくわからないなあ。2人の著書や、探検に関するノンフィクションについてもけっこう語り合っているので、その辺に興味があれば面白いかも。