緒方胤浩+水野大二郎『FOOD DESIGN フードデザイン 未来の食を探るデザインリサーチ』

元々アグリテックやフードテックを調べている中で本書に出会ったのだが、本書はなかなか独自の切り口。

フードデザインというのは、食を単なる栄養補給の手段としてではなく、文化としての食生活を豊かにするという目的で色々と考えたり作り出したりしている潮流である。栄養、食材、食品、献立、調理、調理器具、食器、テーブルコーディネート……考えるべきことは多い。その中でフードテック絡みの議論も一部出ているが、それも当然であろう。また、カードゲームを使ってみたり、SFプロトタイプを使ってみたりと、様々な方法論で食の未来を考えようとしているのも、わたしの趣味には合っている。

この本は面白いな。もう少ししたら読み返そう。