松本直也『怪獣8号』1巻

怪獣8号 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

怪獣8号 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者:松本直也
  • 発売日: 2020/12/04
  • メディア: Kindle版
日本は世界でも指折りの怪獣の発生率を誇る「怪獣大国」であり、怪獣を討伐する防衛隊は世の中のヒーローである。一方、怪獣の死骸を片付けるような、縁の下の力持ち的な職業の人々もいる。主人公はかつて防衛隊を目指していたが挫折し、今は怪獣の死骸の清掃で生活している……と、そういう設定。実はこの後、本作のタイトルに繋がる大どんでん返しがすぐ起こるわけだが、ひとまずネタバレは控えておく。Amazonで売れているようだったので買ってみたが、面白い。

面白さを感じると同時に改めて思ったのが、最近少年ジャンプを中心に「展開の早い漫画」が増えてきた気がする。『チェンソーマン』の人気爆発以降、グダグダせず一気に本題に入ってビュンビュン飛ばす漫画が増えてきた。わたしとしては、これは良いことだと思う。やっぱり少年漫画はスピード感がないとね。

続きがめちゃくちゃ楽しみ。