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インキュベ日記

書評2700冊・漫画評4000冊・DVD評400枚の「質より量」な記録サイト(稀に質も重視)

インキュベ日記ベストセレクション2001

1年間の振り返りとして、2001年に読んだ本の中から特に印象深かったものを取り上げてみたい。
サイエンス・サイトーク ウソの科学騙しの技術―科学の最前線に鋭く迫る (新潮OH!文庫) サイエンス・サイトーク いのちを守る安全学 (新潮OH!文庫) ワタシnoイエ (角川ホラー文庫―シム・フースイ) 二色人(ニイルピト)の夜 (角川ホラー文庫―シム・フースイ) 新宿チャンスン (角川ホラー文庫―シム・フースイversion 3.0) 闇吹く夏―シム・フースイVersion4.0 (角川ホラー文庫) 絶の島事件―シム・フースイVersion5.0 (角川ホラー文庫)
コミュニケーション不全症候群 (ちくま文庫) 14歳・心の風景―1900人のアンケートから「居場所」を求めてゆれる子どもたちの心の闇を探る (NHKライブラリー) アイデンティティの心理学 (講談社現代新書) アフリカで寝る (朝日文庫) アフリカを食べる (朝日文庫) もの食う人びと (角川文庫) 「歴史の終わり」を超えて (中公文庫)

日垣隆『サイエンス・サイトーク ウソの科学 騙しの技術』『サイエンス・サイトーク いのちを守る安全学』

日垣隆によるラジオ番組を書籍化した「サイエンス・サイトーク」シリーズの第2弾と第3弾。2000年に読んだ第1弾と合わせ、3冊セットで必読。

荒俣宏「シム・フースイ」シリーズ

荒俣宏による傑作小説。『シム・フースイVersion1.0 ワタシ no イエ』『シム・フースイVersion2.0 二色人の夜』『シム・フースイVersion3.0 新宿チャンスン』『シム・フースイVersion4.0 闇吹く夏』『シム・フースイVersion5.0 絶の島事件』の5冊で構成されており、とにかく面白い。




中島梓『コミュニケーション不全症候群』、NHK「14歳・心の風景」プロジェクト(編集)『14歳・心の風景――1900人のアンケートから「居場所」を求めてゆれる子どもたちの心の闇を探る』、鑢幹八郎『アイデンティティの心理学』

自己と他者の関係性について誠実に考えるための補助線として。3冊とも平易な言葉で深いところまで思考を支援してくれる。


松本仁一『アフリカで寝る』『アフリカを食べる』、辺見庸『もの食う人びと』

「食」から世界の有り様を見る3冊。「食べるという行為」の業を、虚飾を排して我々に突きつけてくれる。なお現在、松本仁一の本は1冊になっているので、こちらを読むのも手。
アフリカを食べる/アフリカで寝る (朝日文庫 ま 16-5)


浅田彰『「歴史の終わり」を超えて』

フランシス・フクヤマ『歴史の終わり』を基にした対談集。浅田彰でなければ実現できないような思想界のビッグ・ネームがずらりと並んだ対談集となっており、読みやすいけれど深い内容を議論している。